インナーテラス”で暮らしをより豊かに!!
STAFF BLOG
日本の住まいは、かつて縁側や広縁、土間のような「室内にも屋外にも成り得る空間」がありま
した。住宅様式の変化に伴い室内をより広くするために、そのようなスペースは徐々に少なくな
っているのが現実です。しかし、室内でありながら半屋外のように使うことができるインナーテ
ラスは、空間の使い分けやプラスα の暮らしができるとても便利なスペースです。今回ご紹介す
るのはインナーテラスのある住まい。アイデア次第で、ほんの少しの空間がインテリアのポイン
トにもなり、暮らしの豊かさを広げる役割も担う空間です。
マンションのリノベーションから生まれたこちらの住まい。築19年の3LDKの間取りから、
2LDKへと部屋数を減らし収納を増やすことで全体を整えました。リビングには隣接して細長
く続くタイル土間のインナーテラスを作り、ガラスの扉によって仕切りができるような仕掛け
です。幅は広くはないものの自転車を置いてもゆとりのあるスペースが確保され、屋外との程
よりワンクッションのある空間が心地良さを感じられるインテリアとなりました。
手がけたモダンな家は、タイル敷きの広いエントランスホールがポイント。リビングとはガラス
の扉で仕切ることができ、開放しても別々の空間でインナーテラスとしても利用できる多目的な
用途が魅力。タイルの素材は高級感がありインテリアにワンランク上の雰囲気をもたらす効果が
期待できます。照明器具やチェアなどデザイナーズインテリアがシンプルな空間に良く馴染み、
ギャラリーのような上質空間が生まれています。
明るい光がふわりと広がるインナーテラスのある住まい。インナーテラスのある場所は上層階。
強過ぎる陽射しに悩んでいた点を考慮し、天井に傾斜をつけ光のあふれるサンルーム兼インナー
テラスとして有効利用。まるでカフェのようにゆったりとした雰囲気を作り上げています。
LDKと隣接するインナーテラスは、愛犬のための部屋にもなります。ガラス戸を開放すれば
ともに広々と使え、休んでいるときはお互いにガラス戸を隔てて時間を持つことができます。
外の抜群の景色をともに楽しみ、充実して過ごすことができそうな空間です。
こちらのマンションは古いながらも味わいのあるヴィンテージ感が魅力の素敵な住まいです。
物件環境のもつ風合いに、現代風のアレンジを加えたインテリアが魅力的な仕上がりに・・。
リビングスペースに隣接したインナーテラスはレトロな感じで、まるで小さなカフェのように
この家を彩る空間となっています。
リルシア”で暮らしがより豊かに・・・