空間に広がりをもたらす「三和土」・・・。
STAFF BLOG
室内でもあり屋外でもある土間空間は、家の使い方をより豊かにするスペースでもあります。
日本の文化ならではの、外と中をつなぐ曖昧な空間。ここでゲストを迎え会話に花を咲かせたり
外での作業の際に靴を脱がづに休憩ができたりと、フレキシブルに使える土間は現代においても
有用なスペースです。空間に広がりを生む、美しい土間空間のある住まいを見ていきましょう!
「とにかく大きな土間が欲しい!」という、住まい手の要望をもとに手掛けた住まいです。
窓からは自然以外に何も見えないという恵まれた環境の中、大胆に設けられた開口と広々とした
土間が印象的な空間が広がります。「屋内外の境目のない、大きな土間」という言葉の通り木の
温もりが溢れるナチュラルモダンな空間は自然の緑に溶け込み、いつでも森のなかに身を置いた
ような心地良さを満喫することができます。
1階の半分以上に土間空間が設けられ、ダイニングキッチンの他にワークスペースとして使えるような
フレキシブルな暮らしが提案されています。土間部分には温水床暖房が配され、土間の冷たいイメージ
は全く感じられないほど心地良い住環境が実現されています。自然の光や風と恵みをたっぷりと活かし
住まう人に優しい空間で快適に過ごすことが可能です。
ヨーロッパの家に憧れを持ち、計画時には明確なイメージを持っていたという住まい手。その想いを
もとに、細かく仕切られた間取りを、広々とした空間へとリノベーションした住まい。薪ストーブを
設置し、お気に入りの家具に囲まれ雰囲気のあるスペースに仕上がりました。
セカンドハウスとして建てられた住まい。自然豊かな環境を最大限に活かすよう手掛けられました。
自然の豊かさは心地良い環境をもたらしますが、冬場は雪の降る厳しい条件でもあります。個性的な
片流れ屋根のつくる、室内の天井勾配は広がりを生み出し、ロフトやフローリングと広々とした土間
との段差によってリズムのある豊かな空間が実現しました。
新しい家と歴史のある家が入り混じった住宅街に建つ住まいです。広々とした外部の環境を活かしながら
住まい手の子供たちが、おおらかに育つ家として造作されています。内部はスキップフロアと半分は土間
仕上げとなっており、絶妙な空間の分け方がワクワクさせる感覚を起こさせる佇まいがあります。ウッド
デッキやリビングがつながり、ギャラリーのような土間とも相まって伸びやかに、遊び回ることができる
懐の深い、優しさがつまった家に仕上がっています。
リルシア”で素敵な空間の広がりを・・・