火災から!住まいを守る(・_・;)

02/17

STAFF BLOG

 耐火構造や防火構造など、燃えやすい構造の建物の多い日本では、大火災につながらない

 ように様々な制度や対策、そして技術などが開発され採用されてきています。安心して過

 ごしていける我が家にしていくためにも、今回は住宅を火災から守るために是非知ってお

 きたい6つのことを紹介していきたいと思います。自分の家の内部を燃えないようにする

 だけではなく、隣家の火災をもらわないようにする点にも注目していきましょう。

 

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 耐火構造とは、壁・柱・床などの建物の主要構造部が火災にさらされても変形や破壊が生じる

 ことなく、建物自体が倒壊したり延焼しないという耐火性能を持つ構造のことを指します。

 ほとんどの火災が通報から15分以内に消化活動が始められていますが、大きな建物での避難

 や周囲への延焼を防ぐために、部位ごとや階高により各々30分~3時間の耐火性能が定めら

 れています。

 

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 防火構造とは、建物の周囲で火災が発生した場合に火をもらい、燃え広がらないためのもので

 外壁や軒裏などの建物の外側について必要とされる防火性能を有する構造のことを指します。

 つまり、「耐火」とは建物の内側やそれ自体で生じる火災に対する対抗力を意味し、「防火」

 とは隣家などで生じた火災に対しての対抗力を表しています。

 

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 火災は街全体に損害を与える可能性があるので、建物が満たすべき耐火や防火性能が定められ

 ている区域があります。「防火地域」は、都市中心部の人通りや車の通行量が特に多い地域や

 災害時に緊急車輛の経路となる幹線道路沿いの地域に指定されており、耐火建築物にする必要

 がある区域となります。「準防火地域」は、密集する住宅地で指定され、3階建の木造建築物

 を建てる際は、外壁や軒裏などの耐火時間が45分以上有するなどの基準を満たした、準耐火

 建築物であること、また2階建の木造建築物を建てる際は外壁や軒裏の耐火時間が30分以上

 を有することなどの基準を満たす防火構造であることなどが定められています。

 

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    少し前までは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造などでしか耐火建築物をつくることはできませ

 んでしたが、現在では木造でも耐火建築物とすることが可能になりました。強化石膏ボード

 などで木造の構造材を保護すると同時に、実は木材は火に対して強く、鉄は高温で熱せられ

 ると、ある時点で急激に強度を失いますが、木材はある程度の厚みがあると表面だけが炭化

 して芯の部分まで燃え尽きにくいため、強度が急激に低下することもありません。

 

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 万が一の自宅での火災に備えて、何よりもまず積極的に不燃性の石膏ボードなどの材料を取

 り入れて、住まいの耐火性を向上させましょう。室内の壁や天井にそうした素材を使うこと

 でもし、ある部屋で火事が起こったとしても、他の部屋へと火が燃え移ることなく、火事を

 その1部屋だけで食い止めることができ、被害を最小限に抑えることにつながります。

 燃え広がるスピードが抑えられ、屋外へ避難する時間をかせぐことも可能となります。

 

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  自分の家で火災が起きないように最新の注意を払っていても、隣家で起こる火災は自身で

  は防ぎようがありません。そのためにも、自宅の外壁や軒裏、屋根材などに不燃性材料を

  採用すると共に、開口部にも燃え移らないような防火対策を行っていきましょう。是非、

  こうした防耐火に対する考えを把握しながら、リルシアとともに、安全で安心の住まい

  を創って参りましょう!

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