「残念なオジサン」にならない方法…。

07/01

STAFF BLOG

   社員や家族に陰で嫌われる「残念なオジサン」にならないために…。

    最近、困った言動をする「オッサン」や「オジサン」を話題にしたWebの記事や

    テレビ番組、ブログやSNSの投稿などをよく目にします。ビジネスの世界は残念

    ながら、まだまだ男性主導であり特に日本ではその比率が高いことが指摘されて

    います。男性主導であるがゆえに、色々な問題が起きている現状、皆さんも実感

    されているのではないでしょうか。

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     「オッサン」は蔑称であるという意見もある様ですし、中高年の男性が全員問題を

     起こしている訳でもないので、今回は困った言動をする人を「残念な人」と呼ぶ様

     にします。特定の誰かというより、誰もが「ふとした瞬間に陥る状態」を指します。

     ただ、40代も半ばを過ぎてくる頃になると、「それなりの経験値」や「一定レベル

     以上の知識」が身について、発言力もあります。そのため「残念な人」になった時の

     ネガティブな影響は大きくなりがちです。そこで、ふとした言動で「残念な人」にな

     ってしまわないための処方箋を自戒を込めながら、お話ししていきます。

         残念な人にならない処方箋

   「リバースメンタリング」とは?

     「残念な人」がその真価を発揮するのは、なんといっても「会議」です。ついつい

     持論を述べて話が長くなったり、若い人たちの意見にやたらと反論したり、質問攻

     めにしたりしがちです。

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     日本企業では1社に長く務めている人がとても多く、確かにその会社の中における

     経験値=年齢という場合も多いでしょう。若い人の意見に「俺の方がよく知ってい

     る」と思ってしまいがちに。自分の過去の経験や知識と異なる考えに、反発したく

     なる気持ちが沸くのは無理もないことです。なぜなら、それは悪意ではなく、会社

     組織への忠誠心の現れであったりするからです。ついつい自己顕示欲や、自己承認

     欲求が先走ってしまい、余計なことを言ったり、言い過ぎたりすることもあります。

     こうなると周囲はどうしても距離を置きたくなりますし、本音で話してこなくなり

     ます。結果、孤立してしまい、リーダーシップのない人というレッテルを貼られる

     恐れがあります。これは管理職に限らず、社歴が長かったり、年長者の場合、同じ

     ことに誰でも陥る危険性があります。こうしたパターンで「残念な人」になるのを

     防ぐための方法として、「リバースメンタリング」があります。これは「若い人た

     ちにメンターになってもらい、年長者側が学ぶ」スタイルを取ること。

藤井社長

     自分が若い人たちに教えなくてはならないという呪縛からいったん解き放たれて、

     自分が学ぶ立場になってみることで、非常に多くの気付きを得ることができます。

     実際、若い人たちが普段の自分とは全く違う視点で世の中を見ていることを知る

     ことができ、逆に自分の思考が、かなり硬直していることを思い知らされること

     となりました。そんなリバースメンタリングの心構えは「自分は教わる側であり

     相手をコントロールしようとしてはならない」ということです。若い人たちに対

     して質問することはあっても、矛盾点の指摘や説教するなど言語道断。教わる側

     として、謙虚でいるのがリバースメンタリングの醍醐味でもあるのです。

    隠居生活に入って初めて・・・

   家族に「嫌われている」と気づく男性も…。

     この「謙虚でいる」というのが「残念な人」にならないための最良の処方箋です。

     しかし、これがなかなか難しいモノ。同質性の高い社会のなかで、長らく働くと

     徐々に経験値がアップし、それと同時にプライドもどんどん高くなります。制度

     や習慣がそうさせてしまうからです。

     もちろんプライドを持つことは悪い事ではありません。プライドがないと時に

     「主体性のない人」になってしまう恐れも。ただ高すぎるプライドにより、相

     手の意見を受け入れられなくなるのは、とても大きな問題です。傲慢で「付き

     合いにくい人」と判断されてしまいます。

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      ある、会社をリタイヤした66歳の男性の話によると、自分が兄弟のなかで

     学歴もキャリアも一番であることを「弟たちも自慢に思ってくれているだろう」

     と考えていたが、実際は大きな勘違いで、兄弟から嫌われていたのだそうです。

     そして、そのことに気づいたのは「隠居生活に入って時間が出来たから会おう」

     と誘っても断られるので不思議に思い、直接兄弟に確かめてみた時だったそう

     なのです。

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     奥さんに対しても相当傲慢な態度で接していたようで、隠居生活に入ったから

     旅行に行こうと誘っても「友達と行く方が楽しい」と言って断られるそうです。

     そこまでの状況になって自分が心を通わせて交流できる相手が全くいないこと

     に初めて気づいたとか。ビジネスパーソン全員に起こり得る現実です。会社に

     いる間は仕事という共通言語があり、一定数の人が相手になってくれています。

     しかし、自分の人生と向き合う場面になった時、生き様はそのまま跳ね返って

     きます。出世競争の最終段階においても、組織の中で「プライドが高過ぎる人」

     が得することは少ないはずです。能力は優れているが傲慢な人よりも、謙虚で

     人当たりのいい人の方が、はるかに多くチャンスが巡ってくることでしょう。

     そのことに気づくのが遅れてしまうとキャリアの終盤に「こんなはずではなか

     った」と慌てることになります。

    残念な人になりたくないなら

    イベントスタッフがおすすめな理由

     イベントのスタッフをやってみるのも「残念な人」にならないために効果的です。

     街中で行われている様々なイベントでは、よくスタッフを募集しています。

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     若いスタッフと一緒に働くことで学ぶこともあります。「名刺に頼らず何かをする」

     体験をリスクゼロでできる貴重な場です。ずっと続く付き合いの人たちの中でだけ

     で過ごしていると見えなくなってしまっていたことが、揮発性の高い人間関係の中

     で、ちょっとしたチャレンジをしてみることで、数多くの発見が得られます。

     プライドばかり高くて何も生み出せないような人にならないためにも、そして家族

     も含めた、近しい人たちから尊敬されない人生を送らないためにも、ちょっとした

     勇気をもって、手遅れになる前に行動してみませんか。

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                                                                     リルシア”で自信あふれるライフスタイルを

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