RIRSIA「ライティングPLAN」🔦
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◇間接照明でインテリアをお洒落にする方法◇
照明で住まいにお洒落で高級感あふれる雰囲気を演出したいという方も多いのでは・・・。
しかし、そのすべてが旨く当てはまるわけではなく、ある程度の方法やテクニックが必要です。
そこで今回は、間接照明でインテリアをお洒落にプロデュースできる方法をご紹介します。
間接照明とはそもそも、光源からの光で室内を照射する直接照明に対し、光を壁や天井などに反射
させ、周辺を照らすことを指します。その光は柔らかく穏やかなため、気分を落ち着かせてくれる
などの精神的なリラックス効果も与えてくれます。もちろん、直接照明と比較すると暗いと感じま
すが、上手く組み合わせることにより十分な光量で、余裕のあるお洒落な演出が可能となります。
間接照明の照らし方にはいくつかの方法があります。そのひとつが光を天井に当てるタイプです。
上から光が反射してくるので、暗くなりがちな間接照明のなかでも比較的室内全体で明るく感じ
られる方法です。また、天井が照らされることで圧迫感が抑えられ、ゆったりとした広さを感じ
させてくれるメリットもあります。こちらの住まいの様に、天井の素材感が陰影とともに浮き出
てくる印象的な演出も可能です。
壁に照明を当てることもひとつの方法です。このタイプでは横方向に立体感が生まれ奥行きが感
じられるので室内をより広く見せることができます。部屋の奥側に光源を置くなどして、その場所
に視線が集まる様な演出もできますし、光源をきれいに隠すことも自然とできます。
こちらの住まいの様に、床の間に飾られている掛け軸などを印象的に演出する際にも非常に効果的
なのです。
天井と壁を組み合わせて、2つの部分を照らすこともできます。それによって、天井と壁に立体感
が生まれ、垂直水平方向に広さを感じることができます。また、間接照明により2点が照らされる
ことでインテリアにリズムが生まれ、よりシンプルで洗練された印象が生み出されることにもつな
がります。
もうひとつの方法は、間接照明によって影を生み出すことです。観葉植物やデコレーションの
後ろ側に照明を隠すことで、その照明が植物などのフォルムをより一層浮き上がらせて雰囲気
のあるデコレーションを生み出すことができます。また、そうした対象物をデザイン性の高い
家具にすることで間接照明によって照らし出され視線を集め、他のあまり見られたくない場所
への視線をそらす効果も期待できます。
間接照明を取り入れる際に、いくつかの注意点があります。まずは光が反射する壁や天井等の色に
注意が必要です。例えば光の反射面が濃色の場合、その光を吸収し思ったよりも暗い室内となって
しまいます。また間接照明の光源が露わになってしまっては雰囲気が台無しになってしまうので、
きちんと隠れる様な設置計画が重要となります。
照明の配色によっても反射する明るさや雰囲気は変わってくるので、それぞれのインテリアに
合ったライティングプランをリルシアでじっくりと話し合いながら進めて参りましょう。
リルシア”ショールームへ是非、お越しくださいませ。